有名なスギ花粉症はアレルギー性鼻炎のうち、スギ花粉を吸い込んだり、目に付着することにより鼻・のど・眼でアレルギー反応がおこり発症するもので2月から4月に症状が出現します。
くしゃみ、鼻みず、鼻づまり、眼のかゆみが主な症状ですが、のどの違和感・痛み、咳、鼻血なども出ることがあり、風邪と区別がつきにくいことがあります。
スギの他にも1年を通して様々な花粉によって花粉症が発症します。
スギ花粉に引き続いて飛ぶヒノキ花粉、6月を中心に飛ぶカモガヤ花粉、9-10月に飛ぶブタクサ花粉などが関東では主なものです。
また1年を通してアレルギー症状がある場合にはハウスダスト、ダニが原因であることが多く、イヌやネコの毛が原因となることもあります。
当院ではアレルギーの疑いがある場合には皮膚テストで原因を確認しております。
15分ほどで確認できますので、すぐに治療に反映することができます。
院長はアレルギー学会認定専門医です。
スギ花粉症に対する舌下免疫療法についてはテレビ、雑誌などで取り上げられることが多く、御存知のかたも多いと思います。
現在医療機関で治療できる状況には至っておらず、平成26年10月をめどに治療が可能になるように準備が進んでいるとのことです。
液体のお薬を約2分ほど口腔内に保持していただいた後に飲み込むというもので2−3年間、毎日継続します。簡単に思われる方も多いと思いますが、お薬の効果がなかなか目に見えてこないために途中で脱落してしまう方も非常に多くみとめられます。
また残念ながら全く効果が得られない方もいらっしゃいます。
治療スタートについては、十分にご説明いたします。
また治療開始時には、当院内で内服していただき、約30分間、体に異常が生じないかどうか確認するため院内でお待ちいただくことになっておりますので、御了承ください
現状で分かっている点は以下の通りです
(適応)
12歳以上、かつスギ花粉症であることが証明されている方
2週間に1度の通院が可能な方
(治療不可能な方)
β阻害薬使用中の方
症状の強い気管支喘息の方
ステロイド内服中、抗がん剤使用中の方
治療開始時に妊娠している方
急性感染症に罹患している方
自己免疫疾患の方
この治療は、学会認定の講習会を受けた医師のみが可能になります。
院長は治療可能となるための準備をすべて修了しております。
当院にて治療が開始される時期についてはまだ未定です
治療可能になりましたら、当サイトおよび当院ホームページでお知らせいたします。